飲み方も大事な低用量ピル

避妊や生理痛軽減、生理不順の改善などさまざまな効果が期待できる低用量ピルですが、その効果を得るためには、飲み方がとても重要です。

女性の身体で重要な働きをしているホルモンバランスは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類が分泌される量によって決まります。

しかし、これらのホルモン分泌を促す指令を出す視床下部という脳の器官は、とても繊細で睡眠不足や生活習慣など何らかのストレスを感じると正常に働かなくなってしまいます。
ストレスでホルモン分泌がうまくいかなくなる

そして、ホルモンの分泌が乱れることでホルモンバランスが崩れてしまうのです。

低用量ピルには、エストロゲンとプロゲステロンの両方が含まれているので毎日飲むことで一定量を常に血液中に保つことができるのです。

ただホルモン量が多すぎると頭痛や吐き気、腹痛などの副作用を引き起こしやすくなるので、低用量のホルモン剤としています。

もちろん低用量ピルの薬なので、吸収が終われば効き目は切れてしまいます。その為、毎日なるべく同じ時間での服用が必要になってくるのです。

そうして飲み続けることで、継続的に血液中のホルモン量を保ち、生理痛を和らげて生理不順を整えられます。

万が一飲み忘れてしまった場合でも、1日であれば気付いた時に1錠を服用してその後は同日であっても服用の時間にいつも通り飲みましょう。

そうすることで、低用量ピルの効果は継続されます。しかし、2日以上あいて飲み忘れてしまった場合には、残念ながら効果は無くなってしまっています。その為、また生理初日から始めるなどの飲み直しが必要になります。

ピルを飲み直す
2日あいたからといって、自分勝手な判断で2錠や3錠などをまとめて飲むとホルモン量が増えることにつながるのでホルモンバランスは乱れ、副作用が強くなったりします。

そして2日以上あいてしまうと、排卵が思ってしまう可能性があるので、避妊効果も低くなってしまいます。

このことから分かるように、飲む量を増やしたからといって効果が高まる訳ではないので、正しい飲み方で低用量ピルは使用することが安全に効果を最大限に得られるものなのです。